本文
令和5年度 真庭市議会 文教厚生常任委員会 意見交換会
岡山県看護協会真庭支部との意見交換会の開催
令和5年6月21日(水曜日)、看護師不足や医療提供体制への影響、真庭市看護師等育成奨学金制度の活用について現状と課題を調査するため岡山県看護協会真庭支部と意見交換会を開催しました。
「看護師不足の現状と課題、医療提供体制への影響」と「真庭市看護師等育成奨学金制度の活用」をテーマとして、岡山県看護協会真庭支部役員より現状と課題について伺いました。
まず、「看護師不足の現状と課題、医療提供体制への影響」では、現場で働く看護職の年代は50歳代の割合が高く10年後の医療提供体制への影響を心配しており、市内県立高校看護科(専攻科)からの就職もあるが、定年年齢を65歳まで延長したりと、確保に努めている。核家族化や働き方改革など夜勤勤務可能な人材の確保が急務、といった意見がありました。
また、「真庭市看護師等育成奨学金制度の活用」については、若い人は県南や県外都市部への就職志向があり、地元就職は少ない状況。入学して早くから就職先を決めるのは難しく、奨学金の利用までつながっていないのではないか。利用者にとって奨学金制度の内容が分かりづらく手続きも複雑なこと、真庭市の他に医師会や病院独自の奨学金制度もあり、まとめる必要があるのではないか、との意見もありました。
岡山県看護協会真庭支部役員からいただいた意見をもとに、今後の施策提言の立案に取り組んでいきます。
【意見交換会の様子】