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CLT建築物の実証実験データ
平成26年に竣工した市営CLT春日住宅において、新技術確立のために行っている実証実験について紹介します。
竣工写真
建方中写真
建方後方写真
CLTとは、Cross Laminated Timberの略で、ひき板を並べた層を、板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大判のパネルのことで、1995年ごろからオーストリアを中心として発展してきた新しい木質構造用材料です。
このページでは、平成26年度末に完成したCLTを使用した日本初の市営住宅、『市営CLT春日住宅』において得られた実証実験データを公表しています。真庭市では環境に優しく高性能なこのCLTを積極的に利用し、情報を発信することで、木材需要の新たな拡大と地域木材関連産業の活性化を図っています。
・気密性能試験と防音音響測定については竣工時の結果について公開しています。
・クリープ測定試験と含水率温湿度調査については竣工後3年間継続して測定し、その情報を公開します。