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真庭SDGsミーティング
真庭SDGsミーティング
真庭市では、真庭SDGsパートナー制度を構築して、様々な団体とともにSDGsを推進しています。
SDGsはそれぞれ自身の活動だけでなく、共感の環を広げていくことが重要です。
そのために、一緒に考え行動できる関係づくりを構築し、自らのSDGsの取り組みを発信できる人を増やしていくために、真庭SDGsミーティングを継続的に開催していきます。
真庭SDGsミーティングの概要 [PDFファイル/424KB]
R4年度
第2回真庭SDGsミーティング
日時:令和4年8月24日(水曜日) 18時00分~20時00分
場所:真庭市役所本庁2階大会議室(1)(2)
参加人数:8団体、12名
内容:
1. 開会.真庭SDGsミーティングについて
2. 真庭SDGsミーティング
1)前回の振り返り
川久保 俊(法政大学デザイン工学部建築学科 教授)
2)第2回のねらいと今後の展開について解説
担当:池田 恭子(一般社団法人コミュニティデザイン)
3)参加者ワークショップ
4)総括・講評
川久保 俊(法政大学デザイン工学部建築学科 教授)
5)まとめと次回に向けて案内
3. 脱炭素に向けて
脱炭素市民会議についての案内:真庭市林業・バイオマス産業課 石井統括監
4.閉会
ワークショップ内容等の詳細に関しましては、下記のリンク先からご覧ください。
https://mulberry-horse-b71.notion.site/0f57731099724d378cce294590be8f89<外部リンク>
第1回真庭SDGsミーティング
日時:令和4年6月22日(水曜日) 18時00分~20時00分
場所:真庭市役所本庁2階大会議室(1)(2)
参加人数:14団体、24名
内容:
1. 開会.真庭SDGsミーティングについて
2. 基調講演「ローカルSDGsが切り開く未来へ向けて」
講師:川久保 俊(法政大学デザイン工学部建築学科 教授)
3. 参加者ワークショップ
4.講評
5.その他
真庭市の脱炭素取組の説明:林業・バイオマス産業課
6.閉会
ワークショップ内容等の詳細に関しましては、下記のリンク先からご覧ください。
https://mulberry-horse-b71.notion.site/cf65ff849376474ba3ea23b13da06294<外部リンク>
R2年度~R3年度
第5回真庭SDGsミーティング
日時:令和3年11月11日(木曜日) 18時00分~20時00分
場所:真庭市役所本庁2階大会議室(1)(2)
参加人数:15団体、18名
内容:
第4回のテーマ : 「発表・発信 ブラッシュアップ」
1)前回の振り返り
(真庭市総合政策課)
・これまでの発想アイディアをブラッシュアップし、発信いただきたい
・今後伝道師として取り組みを発信いただく役割も期待
(ファシリテーター:大岩氏)
・5つのプロジェクトについて再度説明
A班/『真庭市の木材資源を活用したサステナブル効果の高い発電所』
B班/『真庭の木を使ってみんなで何かを作ろう』
C班/『獣害予報マップソフトウェアの効果の映画化上映!』
D班/『子育てに関わるすべての人に農業の魅力を伝えるツアーの実施』
E班/『SDGsタウン構想』
事務局/『SDGs体験プログラム』
(アドバイザー:法政大学 川久保教授)
・「変革」が大事、このようなミーティングでのゲームを通じて、今やっていることを積み上げ、新しいアクションを生むきっかけを作ることが重要。
・SDGsを取り組みたいと考える方は多いが、実際取り組んでいることは、これまでの延長線上で何も変わっていない。やろうとしてもなかなかできないのが現状。
・真庭ではこのミーティングから5つのプロジェクトが生まれている、これは凄い事であり、やり方などを伝えて行きたい。真庭でも発信をしていくべき。
2)アクションプラン検討・発表
【A・E合同班】 『真庭市の木材資源を活用したサステナブル効果の高い発電所』、『SDGsタウン構想』
・長期的なプロジェクトなので、検証に1~2年かかることを2か月で線を引くか難しかった。
・やりたいことは全員一致していた。ランデスさんのコンクリートの資材も街を作るとき、家を建てる時に必ず必要。そういう資材に恵まれたのも良かった。
【B班】 『真庭の木を使ってみんなで何かを作ろう』
・予算が具体的にどれくらい必要か、助成金も活用できると思うが、どんな種類の助成があるかわからなかったので難しかった。
・概要はイメージ通り話ができ、具体的にはなった。
【C班】 『獣害予報マップソフトウェアの効果の映画化上映!』
・予測までするとハードルが高い。データの実績を積み上げてマッピングするところまでは1年。
・予測アルゴリズムまでは長期間の開発が必要で課題。そういう面もあり予算感が落とし込めていない。
・クラウドファンディング活用は費用感がつかめないから、CM動画まで作って取り組みをオープンにして資金面を調達。
【D班】 『野菜ソムリエと行く、親子に伝える農育食育体験ツアー』
・ハッピーファームさんがマイクロツーリズムで学校ツアーの受入れを積極的にされているが家族規模の受入れがない中、コープが顧客にファミリー層がおられるのでファミリーに向けたアプローチがリンクできる。
・農育で野菜を食すまで、地元のおばあちゃんの手料理までを食べれる体験型ツアーで考えたい。
・1日だけでなく、土づくりから植付け、収穫、食べるまでの大きい流れにもっていきたいので観光局がツアーで組み込んでいく。個人対応が難しいところはコープさんのネットワークを使えば広がる。
・ツアーの魅力をどう引き出すかはブラッシュアップする期間に考えたい。
3)講評等:法政大学 川久保教授
・通常1~2年かけて作り上げる構想を30~40分でここまで形にされた皆さまに敬意を表したい。
・ガントチャートは全体像を把握する時に使う手法。複数の関係者が手を携えて取り組むときに有効な箱である。可能であればクラウド上に皆さんで共同管理できる状態にしてもらうと次のアクションに繋がる。
・どこに、どんな補助金があるか、情報を知りたいという課題について、デジタル庁もできて電子化されて情報を一元化して見えるようなサイトもできているため参考まで。
★参考サイト:e-Govポータル https://www.e-gov.go.jp/<外部リンク>
第4回真庭SDGsミーティング
日時:令和3年8月11日(水曜日) 18時00分~20時00分
場所:真庭市役所本庁2階大会議室(1)(2)
参加人数:15団体、21名
内容:
第4回のテーマ : 「アクションプランを立てる」
1)前回の振り返り
(真庭市総合政策課)
・前回ゲームによる自社の取り組みを改めて確認し、連携プロジェクトのアイディアだしを実施
・今回も同様にゲームで連携プロジェクトの創出を行い、今後実践へつなげ発表を想定
(法政大学デザイン工学部 川久保俊教授)
・前回のSDGsを取り巻く状況や地方とSDGs実践の考え方を再度説明。
・重要なポイントは、「パートナーシップにより長期的に物事を考えること」、「経済、社会、環境の統合的な取組内容により課題解決を行うこと」、「定期的にレビューし進捗確認等を行うこと」。
・当ミーティングによるアクションプラン等の検討は、レビューしていくためのスタートラインとなる。
2)プロジェクト共想カードゲーム「17(seventeen)」実施
真庭市で独自に検討中のプロジェクト共想カードゲーム「17(seventeen)」を用いて、連携した取り組みアイディアの創出を行い発表をしていただきました。発表内容を踏まえてアドバイザーの川久保教授より講評をいただきました。
ファシリテーター:はにわの森 大岩氏
・「環境・社会・経済」の3側面から関係性の強い企業、事業所、団体同士でグループ分け。
・プロジェクト共創カードを使ってグループごとにプロジェクトを考案。
■プロジェクト共創カードゲーム「17」の加点方法を説明。
・実践カードの持ち点3点+想い「キーワード」が汲まれての2点 合計15点
・合計17点になるための、「パートナーシップの関わりしろ」とは、などを共有。
「17(seventeen)」の進め方 [PDFファイル/869KB]
■グループごとに自社の実践カードを自己紹介とともに説明し、実践カードからプロジェクトを考案
■グループごとに検討プロジェクトを発表
A~E班でそれぞれ検討プロジェクトを発表いただきました。関係性の強い企業等でグループとなったこともあり、強みを生かしたプロジェクトの検討がされ、
A班/『真庭市の木材資源を活用したサステナブル効果の高い発電所』
B班/『真庭の木を使ってみんなで何かを作ろう』
C班/『獣害予報マップソフトウェアの効果の映画化上映!』
D班/『子育てに関わるすべての人に農業の魅力を伝えるツアーの実施』
E班/『SDGsタウン構想』
といった、テーマでそれぞれ新たなプロジェクトが共想され、アクションプランの検討案ができました。また、同グループで新しいカードをランダムに3枚選び、偶然から生まれるプロジェクトの創造を行いました。
3)講評(法政大学 川久保教授)
◎発表をふまえた講評
- 木材業での上流と下流が弱くなっている中、製材や建築の繋がりは個人的にうれしかった。製材、建築でのタッグを組んで環境負荷の低減や、地区の女性の視点も取り入れて、環境、社会を取り入れたものとしてすばらしい提案。
- 獣害予報マップについては、ドローンと獣害対策につなげた発想、ストーリー展開力に感服した。獣害、放置すると経済活動、社会面でも影響がある、課題解決、被害の見える化によって、専門家意外にも知ってもらえて、課題解決につながる
- 他にも面白そうな発想が画面から伝わってきた。オンラインの不具合で内容が聞けれなかったところは、後ほど真庭市と共有してしっかり内容をみさせていただく。
◎目標設定、指標検討に係わる情報提供等
- VNRについて7月に日本政府が発表したレポート<外部リンク>紹介。真庭市が優良事例として取り上げられている。関係者との連携で地域循環の取組を広げようとしている、極めて注目されている地域の一つ。さらに、地域のSDGsを頑張っている取り組みを見える化している地域としても紹介されている。
- パートナーの取り組みを市外に情報発信、市が企業と変わって市外に情報発信、まさに官民連携の仕組み。
- プラットフォームクローバー<外部リンク>の紹介。組織のマイページが作れるので、双方向で発信が可能。今後アップデートにより、「取り組みの紹介」、「プロジェクトに対するニーズやシーズの募集等」、「連携先の発信」、「目標や進捗状況の可視化」などができる予定。
- また、SDGsインディケーターデータベースを公開予定情報の提供。同業他社の状況もわかるようになる。こうした仕組みも活用できるのでは。
- 指標活用の意義は、現状理解を促進し、次のアクションへつなげるツール支援・応援、取組を可視化するために重要。いつまでにどういうことをするかの目標設定であり、地域外への情報発信にもなり関係者を巻き込むツールにもなる。
4)その他
今回、発表いただいたプロジェクトから若干数、川久保先生と絞らせていただき、実際に実践していただく予定。
今後アクションプランを事務局側で整理し、最終的には真庭SDGs円卓会議にて発表を想定。
第3回真庭SDGsミーティング
日時:令和3年6月14日(月曜日) 18時00分~20時00分
場所:真庭市役所本庁2階大会議室(1)(2)
参加人数:14団体、22名
内容:
第3回のテーマ : 「SDGsの理解、事業との紐づけ」
【第1部】SDGsを取り巻く状況について(講演)
講師:法政大学デザイン工学部 川久保俊教授
・持続可能な開発目標(SDGs)の復習
・SDGsに関わる近年の動向
・ローカルSDGsの策定・取組み方法
【第2部】参加者ミーティング
真庭市で独自に検討中のカードゲームを用いて、連携した取り組みアイディアの創出を行い発表をしていただきました。発表内容を踏まえてアドバイザーの川久保教授より講評をいただき、具体アクション検討のポイント等共有しました。
ファシリテーター:はにわの森 大岩氏
アドバイザー(講評含む):法政大学 川久保教授
(1)経済、社会、環境の3つの側面毎に分かれてグループミーティング
・実践カード「Maniwa17」に個々の取組を記載し内容を確認
・グループ内で実践カードを使い、お互いのSDGs取組を説明しながら自己紹介
(2)グループごとにプロジェクト検討
・各自の実践カードから3側面の点数を計算
・グループごとにお互いの強みや弱みを理解し、相乗効果を図りながら新しいプロジェクトを検討
(3)グループごとに検討プロジェクトを発表
A~E班でそれぞれ検討プロジェクトを発表いただきました。弱みを補完するもの(建築業における廃棄物を燃料化し、その取り組みを情報発信の強みを生かし県外等へ発信し、移住定住につなげることで新築増へなど)、強みを生かすもの(木造技術を活用し、高齢者と子供たちの触れ合いの場を創出し、専門知識を生かした熱中症対策を受けるなど)、など各団体の特徴を情報交換しながら、新たなプロジェクトを創造するきっかけとなり、またそれぞれの取り組みを知ることができました。
(4)講評(法政大学 川久保教授)
- 短時間でプロジェクト案ができるのか、心配していたが、各班でアイデアや意見が飛び交い、とても面白いプロジェクトが出ていて真庭の皆さんのレベルの高さが伺えた。
- 1企業では限られることでも、他企業が入ることで補うことができる、これが「パートナーシップ」。地域外の人と手を組むことも良いですが、まずは真庭内の企業や団体同士が繋がることが大切。
- 最初の一歩が踏み出せたのでは、この一歩はかなり大きなものと思う。ここから大事なことは、真庭内で実践しているSDGsの取組を、どのように外に発信していくか。どのように伝えて行けばよいのかを、是非考えて欲しい。
【その他】伝える仕組みについて
真庭市総合政策課より、教育・人材育成のツールとして教育カリキュラムの検討案の検討状況を報告し、情報共有をおこないました。
また、将来的には当ミーティングの参加をいただくことで真庭のSDGsの取り組みを伝える人材として、活躍いただくようお願いをしました。
真庭版SDGs教育カリキュラム案 [PDFファイル/392KB]
第2回真庭SDGsミーティング
日時:令和3年3月4日(木曜日) 18時30分~20時30分
場所:久世公民館大ホール
参加人数:26名
内容:
(1)総合政策課より趣旨説明真庭SDGsミーティングについて [PDFファイル/3.03MB]
(2)十字屋グループ・NPO法人真庭あぐりガーデンプロジェクト事例発表
十字屋グループの設立ストーリーも交えて、地域への貢献こそがSDGsへの第一歩であるという事例発表。真庭あぐりガーデンプロジェクトではSDGs関連のイベント実績の報告を、子ども向けイベントで活躍している「SDGs戦隊ジュンカンジャー」のショーも交えて紹介していただきました。
(3)SDGsの視点も取り入れたマッチング事例発表(津山信用金庫 藤本 秀雄氏)講演資料 [PDFファイル/1.01MB]
県北でのマッチング事例として、津山の正田食品とRBCコンサルタントのマッチング事例を紹介。食品残渣の処理に困っている食品会社と飼料価格の高騰に困っている養殖業者をつなぐことで、Win-winの関係を作り出し、廃棄物の削減にもつながるという事例を通して、マッチングのためには、情報発信・情報収集・それをつなぐ人が重要だと紹介していただきました。
(4)個別発表
黒瀬氏によるファシリテーションのもと、参加団体から、事業紹介とSDGsに関係した取り組みについて紹介を行い、落合中学校講元先生とともに、SDGsを通してつながる団体と学校についての意見交換を行いました。
参加者からは、「子どもに会社・工場の見学をしてもいいのではないか」「地元企業を知ってもらうことで、将来の就職先にもつながり、人手不足の解消にもなって持続的な真庭ができあがる」「学校で教えてもらっている教科と企業の研究がつながっていくと興味関心が深くなるのではないか。」といった意見があがりました。
先生からも「教科書だけの学習よりも大人の頑張りが子どもにとって大きな刺激となる。」「今後はSDGsを軸に学びを展開していきたい。」というやり取りを行いました。
(5)まとめ
「教育は子供だけでなく、大人を含めてすべての人が大切なもの」「色々な可能性があることから今後もこのような情報共有が重要」「SDGsを通して、1対1ではなく、三角形・五角形という多角形の和を作っていくことを目指していく」ということを共有しながら、会議閉会後も参加者の情報交換を盛んに行っていました。
第1回真庭SDGsミーティング
日時:令和2年11月19日(木曜日) 18時30分~20時30分
場所:久世公民館大ホール
参加人数:29名
内容:
(1)総合政策課より趣旨説明 真庭SDGsミーティングについて [PDFファイル/2.37MB]
(2)講演 「地方の団体によるSDGs活動に期待すること」 講演資料 [PDFファイル/8.21MB]
内閣府地方創成推進事務局 北廣雅之参事官
SDGsにおける政府の方針やSDGs未来都市、また、モデル事業に選定されている自治体の事例について紹介され、地方団体における活動への期待感を説明していただきました。
(3)フリーディスカッション
ファシリテーター:ライフイズラーニング合同会社 代表 黒瀬大亮氏
黒瀬氏によるファシリテーションのもと、参加者が7つのグループにわかれて3つのトークテーマで話し合いを行い、全体への共有もおこなった。
テーマ(1)今日のミーティングへどんな目的をもって参加したか。また、今の気持ち。
テーマ(2)現在自社ではSDGsのどんな取り組みを行っているのか、また行おうとしているのか。
テーマ(3)未来の真庭に対して、教育や福祉面でどんなことができるか。アイディアや欲しいものは何か。
(参加者の感想)
今回の思いがけない出会いを大切にしていきたい。
高齢者と若い世代がwinwinになるような取り組みができれば、具体的なことは今後考えていきたい。
SDGsを子供たちに地域がどんなことが起こっているか知るきっかけにしていきたい。
人のコンテンツの見える化、こんなかっこいい大人がいるということをSDGsを通して発掘していきたい。
未来の若い人たちに伝えていきたい。
(4)北廣参事官からの講評:
今回のミーティングで真庭の人たちがSDGsに対してとても前向きに考えていることがうかがえた。難しい課題が多い中、それらの解決にはたくさんの人が関わる必要性がある。ぜひこれからのアクションをたくさんの人に拡げていってほしい。