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市長室へようこそ。
真庭市は、岡山県の北部に位置し、東西に約30km、南北に約50km、総面積約828k平方メートルの県内で最も広く、全国で58番目に広い面積をもつ自治体です。市内には中国自動車道が東西に貫き、南北に通る岡山自動車道、米子自動車道が結節し、インターチェンジが5カ所あり、高速道路網で結ばれた交通の要衝となっています。
市内には、豊かな自然や歴史資産など多彩な資源があります。なかでも蒜山高原や湯原温泉、歴史文化が香る勝山の町並み保存地区などには、毎年多くの観光客が訪れていただいており、市民一人ひとりが「おもてなし」の心でお客様をお迎えします。
また、市域の8割が森林であることから、その資源を生かした「木質バイオマス利活用」の取り組みが注目を集めています。中でも、オール真庭でのバイオマス発電所(平成27年4月から稼働。出力約10,000キロワットで、市内一般家庭の電力使用量を賄える発電量!)や新建材CLTによる林業・木材産業の振興、新たなバイオマス産業の創出など、更には地域における資源を活用する地域振興会社を設立するなど、地域の活性化と豊かさを図り、「里山資本主義の真庭」をめざしております。
中山間地を取り巻く環境には厳しいものがありますが、嘆くのではなく、自主自立の気概と知恵を持って地域が立ち上がるならば、地方創生、地域の活性化を進化させることができると確信しています。農業・林業の再生、地域資源を生かした循環型社会、共生する地域形成、子育てと豊かな文化創造などを目指し、全身全霊を傾けて真庭市政を推進します。なお、このような真庭市の取組みが、全国に発信され、都市と農山村のバランスのとれた国づくりに繋がる一助になれればと思っています。
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