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北房小学校の5年生が、宿泊学習で蒜山高原へ行ってきました。コロナが少しおさまってきて、4年ぶりの宿泊学習となりました。天候が少し心配でしたが、全員元気に参加できました。
初日の学習は、酪農体験、乗馬、すいとんの絵付けでした。
酪農体験では、まず酪農農家さんのことや蒜山が誇るジャージー牛のことなどを知り、それから餌やり体験をしました。最初は「牛こわい・・・」「おっきい」など、圧倒されていた人もいましたが、すぐに「かわいい」と言ったり牛をなでたりしていました。また、体験する中で『もっと知りたい』と思ったことを自分からガイドさんに聞いている人もいました。素晴らしい姿でした。
アイスクリーム作りでは、原料を聞いて「それだけでアイスができるの?」と不思議がっていましたが、完成して試食すると「今まで食べたアイスで一番おいしいかも!」と感動している人もいました。学校にいたのでは味わえない、体験の素晴らしさを感じていました。
午後は、小雨が降っていましたが、なんとか乗馬体験ができました。以前の遠足で一度体験していたこともあり、みんなとても上手に乗っていました。
そして、宿舎へ移動して入所式を行い、すいとんの絵付け体験をしました。思い思いのステキなすいとんができあがりました。
5年生にこの宿泊学習で一番楽しみにしていることは何か聞くと、多くの児童が「友達と泊まること!」と言っていました。そのとおりで、宿泊学習では普段一緒にいる友達ではありますが、学校とは異なる環境の中で、友達と一緒にご飯を食べたりお風呂に入ったり、隣で寝たりすることに、大きな意義があるんだと思います。子どもたちにとって忘れられないひとときになったこととでしょうね。夜、班ごとに考えたレクリエーションも楽しませてもらいました。
2日目は、ウォークラリーとカレー作りでした。ウォークラリーは、班ごとに力を合わせて問題を解きながらゴールを目指しました。カレーづくりでも班ごとに分担を決め、自分の役割をしっかりとこなすことができていました。とってもおいしいカレーができて、大満足でした。
この2日間、5年生は学校では学べないことをたくさん学んだことと思います。退所式のあいさつでは「ここで学んだことを今後の学校生活に生かしていきます」と話してくれました。
今後の5年生に期待しています!