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真庭市の概要
真庭市は、平成17年3月31日に当時の真庭郡勝山町、落合町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村及び上房郡北房町の9町村が合併して誕生しました。
岡山県北部で中国山地のほぼ中央に位置しており、北は鳥取県に接し、東西に約30km、南北に約50kmの広がりを見せています。総面積は約828平方kmで、岡山県の約11.6%を占める県下で最も大きな自治体です。
気候は年間を通じて比較的穏やかで、台風や地震などによる災害も総じて少ない地域です。
真庭市の特徴
市の北部に広がる蒜山高原では酪農が盛んで、特に飼育頭数日本一を誇るジャージー牛の乳製品は全国的にも知られるところです。
また、その南部には泉質良好な湯原温泉、のれんの町並みで知られる勝山町並み保存地区があり、蒜山高原とともに観光エリアを形成しています。
中南部を中心に農林業が盛んで、とりわけ良質なスギ・ヒノキを産出する林業は、古くからこの地域の雇用を支えてきました。現在でも多くの伐採事業者や木材加工会社、市場などが操業しており、真庭市の象徴である木質バイオマス産業の中心地になっています。
また、清流・旭川の恵みを受け、稲作や果樹栽培などの農業も盛んです。
市の木・花・動物
真庭市の木「ヒノキ」
古くから豊富な森林資源を活用し、林業、木材産業が栄えてきた真庭市。市の主要産業にも位置づけられる林業、木材産業を支える貴重な地域資源です。
真庭市の花「サクラ」
南北に広大な真庭市では、サクラの開花期間は約1カ月にも及びます。岡山県下屈指の巨樹「醍醐桜」をはじめ、市内各所に桜の名所、名木が数多くあります。
真庭市の動物「オオサンショウウオ」
真庭市は、国の天然記念物に指定されている「オオサンショウウオ」の生息地です。市内では古くから「はんざき」と呼ばれ、身近な動物として親しまれています。
真庭市の動物「ジャージー牛」
蒜山地域での「ジャージー牛」の飼育頭数は日本一。その愛らしい容姿、優しい表情から、市民だけでなく観光客の皆さんからも親しまれています。
市民憲章
- 自然の恵みに感謝し、美しい環境と生き物を大切にし、未来に向けて守り育てます。
- ふるさとを愛し、郷土の歴史と伝統を受け継ぎ、文化の薫り高いまちを創ります。
- 生涯を通じて学び、健やかな心と身体を養い、人格の向上に努めます。
- あいさつと笑顔のあふれる平和なまちをつくり、家族や隣人を大切にし、旅人を温かく迎えます。
- 地域に根付く産業を育み、生きがいと誇りを持って働き、活気と賑わいのあるまちを築きます。