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印刷ページ表示 大きい文字で印刷 記事番号:0116010 更新日:2026年4月20日更新
編集を終えて

真庭市 市制施行20周年記念誌

編集を終えて

多田 憲一郎

真庭市、市制施行20周年記念誌

編集会議委員長

 真庭市は、平成17年(2005年)3月31日に勝山町、落合町、湯原町、久世町、美甘そん、川上村、やつか村、ちゅうかそん及び北房町の5町4村合併により誕生して令和7年3月31日で20周年を迎えました。9町村合併により誕生した真庭市が20周年を迎えられましたこと、また、その20年間の真庭市の地域づくりを記録するこのような記念誌が刊行されましたことに対して、心よりお慶び申し上げます。

 私にとって真庭市は何度も訪れたことのある懐かしい地域です。私のふるさとは、真庭市と県境を挟み隣接している鳥取県倉吉市です。幼少の頃から家族でしばしば蒜山高原を訪れてジンギスカンを食べたり、蒜山三座の雄大な景色に魅了されておりました。当時は犬挟峠を越えなければなりませんでしたが、現在はいぬばさりトンネルが開通して倉吉市の市街地から30分程度で蒜山高原に行けます。本当に近くなりました。また、私の小さい頃には「倉吉線」に蒸気機関車が走っており、上井駅(現在の倉吉駅)から倉吉市関金地区にある山守駅までつながっていました。当時、この山守駅からさらに鉄道を真庭郡勝山町まで延ばす計画も策定されていました。この鉄道が完成していたら、倉吉市と真庭市のつながりはどうなっていただろうかと想像するだけでワクワクします。このような思い出のある真庭市の市制施行20周年記念誌の編集会議の委員長の就任を太田昇市長から依頼されました際には、真庭市との不思議な縁を感じ、感慨深いものがありました。

 第1回編集会議は令和6年11月11日に開催されました。最初の会議では自己紹介から始まりましたが、皆さんお一人お一人の真庭を愛する気持ちが溢れていて、この会議は記念誌編集にふさわしい素晴らしいメンバーが集ったという確信を持ちました。私は委員長という役職でしたが、むしろ委員の皆さんに会議を引っ張っていただきました。特に、女性委員の皆さんは大変熱心に記念誌編集作業に携わっていただき、本当に細かい所までご意見をいただきました。

 私の専門は「地域経済学」です。「地域経済の持続可能な発展」を実現するための条件を解明することが私の研究テーマです。地域経済が発展するためには、まずは地域の外からお金を稼いでこなければなりません。そのためには、地域の中で、売るもの、すなわち、商品を創り出さなければなりません。地域経済の発展のためには、商品をどのような方法で創り出すかが重要となります。この商品づくりにおいて、今、注目されている方法が「内発てき発展」です。「内発てき発展」とは、「地域の住民や企業などが主体となり、地域内の資源を評価して磨き上げ、価値のある商品に仕上げていく方法」です。すなわち、地域の住民や企業などがさまざまな学習をして、工夫をして、自ら動くことにより、地域資源を商品に磨き上げていく地域主導の地域経済の発展のあり方と言えます。

 この真庭市、市制施行20周年記念誌に登場している多様な人々や住民組織の活動は、まさに「内発てき発展」のお手本そのものであり、真庭市が世界に誇ることのできる「たから」であると言えます。この20年間をひと区切りとして、真庭市が世界に誇ることのできる「たから」を振り返りまとめておくことは、地域住民や地域企業、そして市役所が成し遂げたことを明確にすることにつながります。さらに、次世代の方々が真庭市の歴史や文化を検討する際の重要な資料にもなります。したがって、真庭市制20周年記念誌を編集することは、真庭市の価値や魅力を高めるために非常に有益であり、その意義は大きいと考えます。

 編集会議では、20周年記念誌を制作する目的を次の3つとさせていただきました。

1、20周年を祝い、市民すべての人がお互いに感謝の心を共有する。

2、真庭市制20年の歩みを記録し、将来に役立つ記念誌とする。

3、真庭市民が郷土に誇りを持ち、愛着を深めるきっかけを作る。

 ぜひ、多くの方々に、この記念誌を手に取っていただき、この20年間の真庭市に想いをはせていただき、真庭市を誇りに思っていただきたいと思います。

 最後になりましたが、20周年を節目に、真庭市のますますのご発展と真庭市民の皆様のご健勝とご活躍を心より祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

令和8年(2026年)3月



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