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光化学オキシダント
光化学オキシダントにご注意ください
光化学オキシダントは、気温が高く風が弱い日中に、自動車の排気ガスや工場の煙などに含まれる大気汚染物質が太陽の強い紫外線を受けると、大気中に発生します。
目には見えず、臭いもありませんが、濃度が高くなると目がチカチカしたり息苦しくなるなど、健康被害が発生することがあります。
岡山県では、毎年、5月10日から9月10日までを「大気汚染防止夏期対策期間」と定め、県内43の環境大気測定所で監視を強化するとともに、光化学オキシダント濃度が高くなったときは「オキシダント情報」や「オキシダント注意報」等を発令して注意を呼びかけています。
真庭市では、真庭地域に「注意報」や「警報」が発令された場合、告知放送やMITなどを利用して市民の皆さんにお知らせします。
発令されたら
警報、注意報などが発令されたときには、すぐに健康に影響があるわけではありませんが、激しい運動は避けて、できるだけ屋内で過ごしましょう。
特に子供や体調の悪い人などに影響が出やすいので注意して下さい。
- 子供や高齢者、体調の悪い人は屋内で休む
- 水泳やランニングなど屋外での激しい運動を控え、屋内での活動に切り替える
- 屋内では窓を閉めるなど、できるだけ外気が入らないようにする
- 情報や注意報等の発令状況をインターネット等を利用して確認する
どのような症状がでるの?
目の症状:目がチカチカする、目が痛い、涙が出る
呼吸器の症状:のどが痛い、せきが出る、息苦しい
その他の症状:頭が痛い、吐き気がする
健康被害が発生したら
- 室内に入るなどの対応を行いましょう
- 屋外での運動を中止、うがいや洗眼を行い、室内に入って安静にする
- 屋内では窓を閉めるなど、できるだけ外気が入らないようにする
- 症状が速やかに改善しないときは、医師の診察を受ける
発令基準等
発令区分 | 発令基準 | 周知方法 |
---|---|---|
オキシダント情報 | 濃度の1時間値が0.1ppm以上となり、気象条件からみて継続の恐れがある場合 | 担当課を通じて、保育園、幼稚園、学校等へ連絡 |
オキシダント注意報 | 濃度の1時間値が0.12ppm以上となり、大気汚染の状態になり、気象条件からみて当該大気の汚染の状態が継続すると認められるとき | 告知放送、MITなどでお知らせ(発令時、解除時) |
オキシダント警報1 | 濃度の1時間値が、0.24ppm以上となり、気象条件から見て当該大気汚染の状態が継続すると認められたとき | 告知放送、MITなどでお知らせ(発令時、解除時) |
オキシダント警報2 | 濃度の1時間値が、0.4ppm以上となり、気象条件から見て当該大気汚染の状態が継続すると認められるとき | 告知放送、MITなどでお知らせ(発令時、解除時) |
関連リンク
岡山県の大気環境の状況<外部リンク>