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真庭市民のマイレール・JR姫新線を利用しましょう
大切な鉄道を「乗って守る」
公共交通は、地域の人々の日常生活の移動手段として欠かすことのできない重要な社会基盤です。特に鉄道は、通学する高校生や通院する高齢者など多くの市民に必要不可欠なものです。
しかし、近年はマイカー社会にあって、JR姫新線をはじめとする公共交通機関の利用者が減少傾向にあります。
誰もが安心して安全に暮らせる「まち」を実現するためにも、鉄道の維持は欠かせません。「私たちの鉄道」というマイレール意識を持ち、みんなで守っていきましょう。
都市空間シミュレーションソフトウェアの提供、都市空間分析コンサルティングなどを手掛ける株式会社Spatial Pleasure(東京都世田谷区)にインタビューを受けました。
下記リンクから記事を閲覧できます。
https://spatial-pleasure.xyz/research/okayama-maniwa-local-line/<外部リンク>
JR在来線利用促進キャンペーン実施中(岡山県)
JR在来線について、県民の利用を促し、路線の維持・確保を図るため、機運醸成や新たな利用者の獲得につながるキャンペーンを県内全域で実施中です。
※詳細は以下の特設サイトからご覧いただけます。
・特設サイトへ<外部リンク>
・広報動画<外部リンク>
知っていますか「JR姫新線」
姫新線(きしんせん)は、兵庫県姫路市の姫路駅から津山市・真庭市を経て、新見市の新見駅までを結ぶ路線で、古くから真庭の地域住民の足を担ってきた由緒ある路線です。
また、全線非電化で、いわゆる「汽車」が運行しており、山あいの線路を走行する様子は、どこか懐かしさを感じます。
↑朝のひざしに照らされながら中国勝山駅に到着した車両
真庭市内における停車駅
旧勝山町内 : 富原駅、月田駅、中国勝山駅
旧久世町内 : 久世駅
旧落合町内 : 古見駅、美作落合駅、美作追分駅
↑ノスタルジックな雰囲気を醸し出す久世駅
これからの姫新線のために…
(1)「いつまでも」じゃないマイカー移動
高齢化が進めば、自分が運転できなくなるわけではなく、送迎の担い手も少なくなり、マイカー移動が困難になります。
(2)姫新線は生活に必要な交通手段
通学通院など、市民生活を送るうえで必要不可欠なものです。
(3)鉄道の維持のために「まず乗ること」
利用者が減れば、公共交通は維持できなくなります。地域に鉄道を残し、守っていくためには、まず利用することが大切です。
(4)ゼロカーボンシティまにわ・カーボンニュートラルの実現へ
真庭市は、令和2年(2020年)3月17日付けで二酸化炭素排出実質ゼロ都市「ゼロカーボンシティまにわ」に向けた決意を表明しました。
また、政府は、令和2年(2020年)10月、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラル(環境省Webサイト『脱炭素ポータル』)<外部リンク>を目指すことを宣言しました。
公共交通を利用すれば、各々がマイカーを使用することが少なくなり、結果として二酸化炭素の排出抑制※につながります。
※1人が1km移動する際に排出される二酸化炭素量は、自家用乗用車と比べてバスは2分の1、鉄道は7分の1です。(2016年度)
(国土交通省ホームページ『公共交通施策:エコ通勤実施のメリット』<外部リンク>より抜粋)
↑中国勝山駅は大正14年(1925年)開業。湯原温泉や蒜山高原方面のコミュニティバス「まにわくん♡」や岡山方面の高速バスとの交通結節点としての役割も果たします。