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美川小学校の4年生が、総合的な学習の時間に、だれもがいきいきと暮らせるよりよい社会を目指し、福祉のことを勉強しています。
この日は、社会福祉協議会の方々にお越しいただき、聴覚の不自由な方について理解したりコミュニケーションの取り方を学んだりしました。児童は、聴覚障がいのある人との出会いや体験を通して、課題を見付けたり解決の見通しを持って自分たちにできることを意欲的に追究したりすることを目的にして、授業を行いました。
この日は、ゲストティーチャーも来てくださり、実際に手話通訳の方と会話されている様子を見ることができました。自分たちにはできそうにないなあと思っていましたが、授業でコミュニケーションの取り方を聞くと、筆談や身振り、大きく口を開けてしゃべる(口話)など自分たちにもすぐできる方法がたくさんありました。「手話ができなくても、困っている人がいたら助けてあげてくださいね」というお話も聞き、さっそくやってみました。
その後、簡単な手話を教えていただきました。ポイントは、指とともに表情もつけて話すということでした。会話には雰囲気や表情も大切なことを知り、共通することをたくさん見つけることができたようでした。
障がいのある人とふれ合う活動を通し、さらに自分たちで調べたり探究したりする活動を進め、ものの見方や考え方を深めてほしいです。