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6月12日(木曜日)と13日(金曜日)の二日間、美川小6年が奈良・京都へ修学旅行に行ってきました。歴史的遺産を見学し日本の歴史や文化などを知ること、学校外へ出かけることを通して社会のルールやマナーを意識すること、集団行動を通して望ましい人間関係をつくることまどを目標に行ってきました。お天気が心配でしたが、みんなの願いが届き、一度も傘をさすことなく見学して回ることができました。
1日目は、法隆寺・東大寺・清水寺を見学しました。どこの見学場所でも一生懸命メモを取ったり見入ったりしていました。初めて行く場所・初めて見る物が多く、興味深く見聞きしている姿が印象的でした。
また、買い物では「これは、妹の!」「家には○個入りでないといけんなあ」「習字の先生へ一緒に買おう」など、家族やお世話になっておる人のことを思いながら、楽しく選んでいました。自分の予算や計画を何度も見て、買えるかどうか喜んでくれるかどうか確かめている姿も微笑ましかったです。
宿舎では、買った物をお小遣い帳に書いて確認したり、友だちとの会話を楽しんだりしました。他の宿泊客がいなかったため、美川小学校貸し切りのようになりましたが、マナーやルールを守って気持ちよく使うことができていましたね。
2日目は、二条城、西陣織会館で機織り体験、金閣寺、東映太秦映画村でした。西陣織体験では、初めて機織りを体験しましたが、みんな真剣そのもので、自分オリジナルの敷物を織り上げることができました。映画村では、アトラクションを楽しみましたが、友だちを待ったり行動の折り合いを付けたり、集団行動での思いやりや助け合いの場面を、たくさん見ることができました。
”誰もが楽しく過ごせる修学旅行にしよう”というスローガンは、子どもたち自身の手により、達成することができたと思います。ルールや決まりについて互いに声を掛け合ったり、困っている人を待ったり助けたり、私たちも気持ちよく過ごさせていただきました。
そんなリーダーが美川小学校を引っ張ってくれていること、誇らしく思います。
かけがえのない思い出とともに、培った姿勢や態度をこれからの学校生活にますます生かしてほしいと思います。