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北房ふるさとセンター

印刷ページ表示 大きい文字で印刷 記事番号:0023263 更新日:2020年3月6日更新

古代ロマン薫る北房の出土品をずらり展示

北房ふるさとセンター館内

 北房地域は、備中川流域に発達し周囲を緑の丘陵に包まれ、古代以来豊かな文化を育ててきました。 

 吉備文化と出雲文化が接したため高度の古墳文化が栄え、戦国時代になると戦乱の舞台となり、今でも当時築かれた遺跡が残っています。北房ふるさとセンターでは、そうした北房地域の遺跡、古墳からの価値ある出土品や歴史資料を多数展示しています。

 また、館内には地元が輩出した近代の偉人の資料などもあります。歴史ロマン薫る北房の古代から現代に至るまでをゆっくりとご覧ください。

類例のない古墳の出土品

 250基以上の古墳が確認されている北房地域。石室の中からは多数の副葬品が見つかっていますが、中でも国指定史跡の「大谷1号墳」から出た『双竜環頭大刀』は展示品の目玉。全面に金箔が貼ってあり、柄の飾りには向かい合って玉を咬む2匹の竜が施されています。
 完成品として出土するのは全国的にも珍しく、大変貴重な出土品です。

※現在、大谷1号墳出土の『双龍環頭大刀』及び『金銅製品』は修復作業に出しており展示していません。『双龍環頭大刀』は複製品を展示しています。
双竜環頭大刀

主な展示物

【出土品】
双竜環頭大刀のほか、金銅製品や素焼きの陶棺、勾玉など多数あります。
【郷土刀】
北房は刀工の里でもあります。戦国時代に活躍した「国重」「為家」の刀剣を展示。
【歴史資料】
菊池大麓など郷土が生んだ人物の紹介パネルや元禄の検地帳などの資料。
【民俗資料】
今とは違う昔の農機具や生活用品・調度品など。

施設概要

■開館日 毎週水曜日、土曜日
     午前10時から午後5時まで
■入館料 一般(高校生以上) 200円
     ※20人以上の団体は160円
■住所 岡山県真庭市下呰部623-1
■電話 0866-52-4546

施設の紹介動画