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産業観光部経営目標
令和7年度 部局経営目標【産業観光部】
(1)部局の役割・使命(ミッション)
循環型経済の推進
真庭市経済ビジョンに基づき、地域資源を生かした産業の振興(新産業の創出・イノベーションの推進・新たな企業誘致)や、理想の働き方を後押しするキャリア開発や雇用環境の充実の支援、未来の産業人材育成に取り組みます。
農業基盤の維持・強化と循環型農業の推進
今後の農業をとりまく情勢に変化・対応するべく、意欲のある農業者の経営面積の拡大、スマート農業の推進、集落営農組織等の機能強化、新規就農等の農業人材の育成や真庭の農畜産物等の付加価値の向上を図るため、官民が連携した新たな地方創生モデルにもなる「農業を支援するサービスを提供する」法人(真庭版農業支援サービス事業体)の構築を進めるとともに、濃縮バイオ液肥等の活用の推進、蒜山での畜産バイオマスプラント構想の実現を進めるなど、循環型農業の更なる推進を図ります。その上で、これらの施策とこれまで進めてきた各種施策の充実・進展を一体的に進め、真庭の多彩で豊かな農業の確立を加速します。
持続可能な観光地域づくりの推進
国立大学法人和歌山大学観光学部の参画による市民ワークショップなど合意形成を図りながら、JSTS-D(日本版持続可能な観光ガイドライン)の指標に基づく観光戦略、アクションプランを検討するとともに、周辺自治体と連携し広域観光を推進します。
また、大阪・関西万博における『GREENable』ブランドの発信をはじめ、森の芸術祭における成果の活用、山焼き体験や登山道整備などのアクティビティ、発酵を切り口としたツアーなども合わせて発信し、真庭への誘客を促進します。
脱炭素社会実現に向けた取組の推進
脱炭素の取組を一層推進し、エネルギー自給による市内経済循環を行い、それを地域の課題解決へ繋げるため、地域新電力会社の設立を行うとともに、第2バイオマス発電所設置に向けた検討を関係事業者と連携して行います。
持続可能な森林・林業・木材産業の実現
森林・林業・木材関連産業の持続可能性を軸に、必要な再造林の実施をはじめ、森林の適正な整備・更新を進めるため、森林を適正に管理する体制を構築します。あわせて、再造林推進に向けて障害となっているシカの駆除について、処理施設を含めた事業を検討・推進します。
関連書類