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第2期真庭市まち・ひと・しごと創生総合戦略

印刷ページ表示 大きい文字で印刷 記事番号:0039347 更新日:2020年12月18日更新

第2期真庭市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました。

 真庭市では、国のまち・ひと・しごと創生総合戦略を踏まえ、「第2期真庭市まち・ひと・しごと創生総合戦略 愛する”あなた”への贈り物 ~人に恋する 地域を愛する~」を策定しました。

【計画期間】 令和3(2021)年度~令和7(2025)年度までの5年間

地方創生の現状等

 真庭市の総人口は、2015年に策定した「真庭市人口ビジョン」の予測の範囲内で推移していますが、特に若年女性層の転出超過の加速が顕著であり、出生数の減少と高齢化、年齢構成や男女比のアンバランス等が予想を超えて進展しており、引き続き人口問題は真庭市の将来を考える上で重要な要素となっています。
 真庭市では、第1期の6年間(2015 年度~2020 年度)で進めてきた施策の検証を行い、優先順位も見極めながら、総合計画に示す「まちづくり」の理念や地方創生の目指すべき将来像を実現するための諸施策等をとりまとめた「第2期総合戦略」を新たに策定し、一層の連携強化により、地方創生の動きを更に加速させます。

地方創生の目指すべき将来

【実現したいまちの姿】
 地方創生の目指すべき将来に向けて、生活・経済圏の維持・確保や、生産性の向上などに迅速に取り組みつつ、特に、多自然・低密度・分散型の居住空間を持つ中山間地域の価値を最大限に生かした、人口減少に適応した社会制度の見直しやまちづくりを目指します。
 「第2次真庭市総合計画」の基本理念は、「人間の安全保障」を根底に、一人ひとりの暮らしを大切にしながら暮らしの文化と人が暮らす環境を大切に将来に引き継ぎ、地域資源を生かし地域内で循環し地域外と連携する経済づくりを進め、教育と文化の力、コミュニティと市民の力を大切にしながら、多様性を相互に尊重し、互いに応援しあう「多彩な真庭の豊かな生活:真庭ライフスタイル」を皆が自ら創り享受できる「循環連携・共生社会」の実現を目指すことを目標としています。これは、SDGs(持続可能な開発目標)の理念である「誰一人取り残さない」、「環境・社会・経済の調和と一体的進歩」と考えを同じくする目標です。
 これを将来にわたって実現するためには、真庭で暮らす選択肢の幅を広げ、「地域の価値」や「地域に暮らす価値」を総合的に上げていくことが重要であり、それぞれの人生を生きるステージ、「生存・生産・生活」の基盤としての「まち」の価値を高める観点から、「人間の安全保障(貧困・防災・シビックプライド)」、「経済産業活動(生産・流通・販売・消費)」、「社会的共通基盤(自然・福祉医療・教育・文化・都市機能)」等の節度ある成熟が必要です。
 そのためには、行政・市民・企業・団体・地域等が意欲と責任を持ち、それぞれの意思や能力、魅力を活かした取組を自主的・主体的に行うことが重要であり、真庭に暮らす人々の生活面の充実や、まちの魅力を育み人が集う地域づくり、地域経済(経世済民)の強化等を通じて、住民一人ひとりがそれぞれの暮らす地域において、家族や友人、隣人等との交流の中で、将来にわたって豊かさと生活の充実感を享受できる「活力ある地域社会」を実現していきます。

総合戦略の位置づけ

 真庭市では、各分野の政策を鋭意進めているところですが、総合戦略では、以下の方針で具体的な政策・施策・事務事業を抽出しています。

  1. 「総合計画」の「基本目標」、「基本構想」に合致すること
  2. 「国の地方創生の基本的理念、総合戦略等」を参酌すること
  3. 特に人口減少抑制に直接的に効果が見込まれ、5年間に実施すべきものであること

施策の方向性

 第2期総合戦略では、構造的に避けられない人口減少のスピードを極力緩和し、バランスの取れた年齢構成実現に向けた施策を積極的に展開しつつ、人口減少を一人ひとりの存在感や価値、重みが増すといった文脈で捉え直し、人口減少に起因する課題の多くは克服可能といった前向きなビジョンに沿った施策形成を進めます。

 基本目標1「稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする」
  重要業績評価指標
   ・市内就業率:56%程度を維持
   ・市内新規雇用者数:5年で300人
   ・市内新規雇用者数の内の女性の割合:35%以上
  重点的な施策(アクションプラン参照)
   (1)地域資源・産業を活かした地域の競争力強化
   (2)働きやすい魅力的な就業環境と担い手の確保
   (3)Local SDGs の実行による地域振興


 基本目標2「ひととのつながりを築き、真庭への新しいひとの流れをつくる」
  重要業績評価指標
   ・転入者数:5年間で150人増加
   ・転出者数:5年間で75人減少
   ・関係人口:5年間で300人増加
  重点的な施策(アクションプラン参照)
   (1)誇りある真庭暮らしを発信しよう(発信:真庭を知ってもらおう)
   (2)輝く真庭へおいでんさい(交流:真庭とつながろう)
   (3)美しい定住の舞台をつくろう(定住:真庭に根をおろそう)


 基本目標3「結婚・出産・子育ての希望と教育・社会福祉を地域で支える仕組みをつくる」
  重要業績評価指標
   ・年間出生数:5年後に250人から300人程度を維持
   ・出産年齢女性人口割合:15%程度を維持
   ・地域や社会をよくするために何をすべきか考えることがある児童・生徒の割合
    :小学生65%以上、中学生50%以上
  重点的な施策(アクションプラン参照)
   (1)結婚の夢をかなえる(出会い・結婚)
   (2)妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援
   (3)仕事と子育ての両立
   (4)子どもと大人の共育
   (5)安心して暮らすことができるまちづくり(健康長寿・共生社会)


 基本目標4「ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる」
  重要業績評価指標
   ・集落(自治会)数:849自治会を維持
   ・新築家屋件数:5年間で625件
  重点的な施策(アクションプラン参照)
   (1)地域資源を活かした個性あふれる地域の形成
   (2)公共交通を活用したまちづくり
   (3)安心して暮らすことができるまちづくり(地域防災)

関連書類

   ・第2期真庭市まち・ひと・しごと創生総合戦略 [PDFファイル/973KB]

   ・別添資料「実施状況一覧表」 [PDFファイル/888KB]

   ・付属文書_アクションプラン [PDFファイル/874KB]

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