5・6年生 平和学習
5月21日(水曜日)1・2校時 講師に友田典弘(ともだ つねひろ)さん、吾郷修司(あごう しゅうじ)さんをお迎えして、5・6年生が平和学習を行いました。友田さんは広島に原爆が投下された時は小学生で、爆心からわずか750メートルの袋町小学校の地下室で被爆され、奇跡的に生き残った方です。講演は、友田さんと吾郷さんの対談で行われ、子どもたちにも分かるようにお話ししてくださいました。友田さんが一瞬にして家族を失い、小さな子ども一人で戦禍を生き抜いていったお話は壮絶で、戦争とかけ離れた生活を送っている私たちには驚くことばかりで、改めて戦争の恐ろしさ、悲惨さを知る貴重な時間となりました。
今年は、戦後80年の節目の年です。戦争を経験した方から直接お話を聞くことがなかなかできなくなっているなかで、大変貴重な経験ができました。
講演の後、子どもたちは「自分だったら、生きていけなかったと思う。」「戦争はこんなにも恐ろしいというこということがわかった。」「戦争は絶対にしてはいけない」などと学習を振り返っていました。