「美甘について調べよう」について地域学習に取り組む3・4年生。学校周辺を探検する中で近くにある武本(麓)城に興味がわいてきたようです。そこで、武本城保全保護を守る有志の会の方にお話を聞き、一緒に城跡を巡りました。
武本(麓)城は、戦国時代に勝山にあった高田城の出城として築かれた山城です。もとは「武本」と書かれたようですが、いつからか山のふもとの「麓」に改められたようです。
会の方が整備した案内板には、堀切や土塁のあとも見られ堅固な山城であった、尼子氏との戦いで落城したと紹介されていました。
子ども達はあっという間に頂上の本丸跡へ。頂上付近や中腹は平地になっており城が築かれていた様子が感じられました。戦国時代のお話は3・4年生にはまだまだ難しいですが、有志の会の方は、大きくなった時にお城に登ったことを思い出し、美甘の昔の様子を伝えてもらいたいと願っておられました。