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岡山県獣医師会真庭市部様より、子どもたちが興味を引くような絵本を寄贈していただき、年齢に合わせて読み聞かせをいたしました。
1、2歳児は保育士のお膝に座って一緒に絵本を見ました。嬉しそうな表情を浮かべ、かわいい動物の姿を見て楽しむことが出来ました。子ども達とゆったりと関わりながら、一緒に絵本の楽しさを味わいたいと思います。
3歳以上児は「うし」の絵本を見て繰り返される言葉と絵のおもしろさを感じ、どのクラスからも歓声が上がっていました。読み終わると、「もう一回読んで!」とリクエストする姿も見られました。繰り返しの言葉と挿絵のなんともいえない表情が楽しかったようです。読み終わると言葉や牛の表情を真似しながら簡単なごっこ遊びを楽しむ姿も見られました。
「もしも ボクにしっぽがなかったら」の絵本は保育園の子ども達にとっては年齢的に内容が難しいように感じましたが、実際に読み聞かせをすると、動物の命も人と同じ大切な命であることをとても分かりやすく伝える事が出来る絵本でした。低年齢児にも読み手の表情や挿絵や写真の表情を読み取り、優しく絵本をなでる姿も見られました。「いたわり」の気持ちが育まれているように感じました。現実にある犬たちの悲しいお話を聞いたり、挿絵や写真を見たりすることで読み手である大人自身も考えさせられる絵本でした。これからも、私たち大人が子ども達の手本となり、命と向き合い、命の重みや大切さをしっかり知らせていきたいと思います。頂いた絵本は貸出絵本として、お家の方と一緒に読む機会も持ってもらおうと思っています。