(樫邑小）紙すき体験（卒業証書編）

2月27日（火曜日）全校児童7人が今年度、2回目の紙漉き体験を行いました。

卒業を控えた6年生は卒業証書授与式で受け取る卒業証書となる和紙を漉きました。

「上手にできるかどうか心配です」「今までで一番上手な和紙を漉きたい」と緊張していた6年生。

和紙の間に校章をいれる、前回より難しい技に挑戦しました。

世界に一枚だけの卒業証書となる和紙。

真剣にとても緊張した表情で挑戦しました。いつもより厚みのある和紙にするため、何度も漉きます。

一度なら均等になる和紙も、何度も漉くと難しさは格段にあがります。

それでも丁寧に集中して和紙を漉きました。

1年生から何度も経験してきた紙漉き。その手つきはさすがでした。

すげたを入れる角度や速さなど、今までの経験をいかして最高の卒業証書ができました。

「緊張したけど上手くできた。」「受け取った卒業証書は大事に部屋に飾りたい。」とうれしそうに話していました。

この和紙に校長が心を込めて、文字を書き入れます。

3月22日の卒業式では堂々と証書を受け取ってほしいです。

樫邑小の卒業証書を漉く行事は毎年、プレスの方が取材に来てくださいます。　

インタビューの質問に少し照れながらも堂々と応える6年生の姿に成長を感じました。

今回の紙漉きも樫邑和紙工房の小川さんに指導していただきました。

ありがとうございました。