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中和小 「書き初め教室」~集中して書く楽しさ~
「書き初め教室」 ~集中して書く楽しさ~
1月11日(火曜日)、中和小学校の3・4年生、5・6年生が地域の石井さんと小谷さんから書き初めの指導を受けました。石井さんと小谷さんは、毎年、お正月に自宅で書き初めをされるなど、文字を書く楽しさを知る、まさに『筆の達人』です。
静まり返った空間の心地良さ
教室の中は、まさに水を打ったような静けさ。先生(石井さん、小谷さん)が子ども達にアドバイスする小さな声、子ども達が半紙をめくる音、それらの微かな音がよけいに静けさを強調するようです。それは、心地よい緊張感でした。
子ども達は、これまでにも担任の先生から何度も書き初めの指導を受けていますが「地域の達人」に教わるこの日の授業は、やはり、特別な時間だったようです。アドバイスを受けた文字を何度も何度も繰り返し練習する児童、書き上げた文字をじっくりと見つめる児童…ひとつひとつの動きに真剣さがにじみ出ていました。
そして、1時間はあっという間に過ぎていきました。12月に書いたはじめのころの文字と今日書いた文字を見比べて自らの成長を実感した児童も多かったのではないでしょうか。この日の力作を手に記念写真を撮りました。子ども達の笑顔が充実した時間だったことを物語っています。
子ども達が学んだこと(ある児童の感想から)
授業後のある児童の言葉が印象的でした。「先生にアドバイスをもらうたびに、自分が上手くなるが気持ち良かった。」自らの成長を実感し喜ぶ、そして、感謝の気持ち…これはもう、集中して文字を書くことで「人生の勉強」をしていると言えるのではないでしょうか!
子ども達に、このような気付きを与えてくださった石井さん、小谷さんには感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。