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第7回かしむら学

印刷ページ表示 大きい文字で印刷 記事番号:0037211 更新日:2020年12月2日更新

 12月2日、第7回目となる「かしむら学」を行いました。

 今回のゲストは、毎年紙漉き指導でお世話になっている小川秀雄さんです。

 子ども達は、毎年、樫西和紙工房で小川さんよりご指導をいただいていますが、このような形で改めて学校でお話いただく機会は今までなかったのではないかと思われます。

 樫邑の地で栽培が盛んだったミツマタで和紙を作ろうと思い、工房を「樫西和紙工房」と名付け、見よう見まねで和紙作りをスタートされたそうです。この「樫西和紙工房」という名前がとても好きだとおっしゃっていました。

 和紙作りは、冬の寒い時期が適しているとのことです。最初は水の冷たさがつらかったとのことですが、和紙作りの伝統を引き継ぎ、守っていきたい、という思いを持ち一生懸命打ち込んで来られたとお話いただきました。

 一生懸命しているうちに、和紙作りが面白くなってきたので、児童にも、一生懸命していたら何でも面白くなるものだよ、と教えてくださいました。また、やめるのは簡単、続けることが大切、ともおっしゃいました。

 また、一人では難しいが、一緒に頑張れる人、手伝ってくれる人、相談する人が大切、ということも教えてくださいました。現在、工房ではお二人でお仕事に励んでおられます。失敗もある中、一緒に頑張っていらっしゃることもお話いただきました。

 今年度も、1月~2月に小川さんのご指導を受け、紙漉き体験をさせていただきます。今回のお話は、和紙作りへの小川さんの思いとともに、人としての生き方や考え方にも触れていただき、子ども達なりに感じ取ったことも多かったと思います。

 1月にまた、全校児童が工房におじゃまします。よろしくお願いします。お話にきていただき、ありがとうございました。

小川さんのお話   和紙の本を貸してくださいました


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