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1月15日(水曜日)、美川小の5・6年生は、美川にお住いの長尾さんから、宇宙のお話をお聞きしました。内容は、小惑星探査機「はやぶさ2」や小惑星リュウグウなどについて研究されたことの講話でした。また、昨年話題になった紫金山・アトラス彗星についても、実際に美川地域で撮影された画像などを見せていただきながら、教えていただきました。
子どもたちは、地球を出発して何年もかけて小惑星に到着したり持ち帰ったりすること、火星と木星の軌道の間にある小惑星帯から地球に近づいた惑星を捕まえていること、持ち帰ったサンプルは缶ジュースや牛乳瓶くらいの大きさの容器(容量)であること、表面を調べると太陽の風をどのくらい浴びたかがわかることなどを聞き、どんなに大変ですごい研究なのかなどを、想像しながら聞いているようでした。
お話の中では、持ち帰ったサンプルの模型を見せていただきました。また、お話の後には、実際の宇宙の石も触らせていただきました。こどもたちは、大事そうに持ったり、光に透かして見たりして「すげ~」とその貴重さを味わっていました。
そして子どもたちは、長尾さんがこの美川小学校の卒業生であることに誇らしげな様子でした。ご自身が小学校3年生のときに図書室で読んだ本がきっかけで、このお仕事(研究)をされるようになったことをうかがい、そのことが子どもたちの心に強く残っているようでした。
最後に長尾さんが「もっと知りたい人は、いつでもおいで」と言ってくださり、子どもたちはその後も質問したり握手してもらったりしていました。