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12月12日(木曜日)、美川小3年生は、子ども防火管理者講習を受けました。その目的は、自分たちも正しい知識を知ることによって、火事からの被害を少なくすることです。そのために今回は、真庭消防署の方に来ていただき、火事に関係ある設備や道具について、その意味や場所、使い方等を教えていただきました。
まず、火事が起きたときの設備には、(1)火事を知らせるもの、(2)火事を消すもの、(3)逃げ道を知らせるもの等があることを学びました。子どもたちは、普段なにげに見ているものがそれに当たると知り、「へー!」「それ、見たことあるわー」「うちにもついとる」など口々に言っていました。また、設備の役割などについて問題形式で答えましたが、春の避難訓練で教わったことを思い出しながら素早く回答することができていました。
その後、美川小の設備を実際に見て回りました。また、消化器の使い方も教わりました。子どもたちは「意外と簡単だった」「火事になったときに、これらを使うことがよく分かった」「他のお店も同じような物が付けられているのか調べてみたい」などの感想を話していました。
最後に防火管理者講習の修了証をいただくと、とても嬉しそうでした。私にも「見てみて!もらったんでー!」「これ、教頭先生とおんなじなんでー」と誇らしげに見せてくれました。なかには、一日中胸ポケットに入れて「これは消火栓!」「消化器は、ここと、ここと・・・」と下級生に教えている人もいました。学んだことを生かし、みんなのために自分たちにできることを見つけている姿やその気持ち、嬉しいですね。