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11月16日(土曜日)、美川小学校は学習発表会を行いました。
これまで学習してきたことの中から、自分たちが感じたことや気付いたこと、新たな発見などを言葉や体全体で発表しました。また、観ている人により伝わるように、大きくはっきりした声・抑揚を付けた声に気をつけたり、みんなで声をそろえたり、表現方法を工夫したり、心を一つに音楽を奏でたり。さらに、学年が上がるにつれ、自分たちでアイデアを出し合い、持ち物や背景にこだわったり演出なども担当したりしました。
休み時間に何度も音楽室や体育館で練習した人、道具や衣装などを「作っては直し、作っては直し」した人、台本がボロボロになるまで台詞覚えをした人・・・。その隣には、いつも友だちがいて、一緒に考えたり協力したりしていました。そんな姿が「学び合い」なんだなあ、と嬉しく感じていました。発表会当日までのそんな過程が、子どもたちの大きな力になっているんだろうと思います。
試行錯誤を重ねて臨んだ当日。多くの方々に観ていただくということで、大変緊張している人もいました。それでも、隣の友だちがそっとささやいてくれたり頷いてくれたりすることで、続けることができていました。ちょっと間違っても、隣の子がにっこり笑ってくれていました。子どもたちが、互いに励まし合い助け合っている様子は、こちらも元気と勇気をもらいました!ご観覧の皆さんにもそんなことを感じ取っていただけていたら幸いです。
学級に帰った後の感想には「初めて合奏で間違えずに弾けた」「たくさんの人に拍手をもらって、やってきてよかったと思った」「最高の発表会だった」など書かれていたそうです。どの児童も、自分なりの達成感や充実感にあふれているといいなあ、と思います。
練習期間中には、各ご家庭でも励ましてくださり、時には練習に付き合ってくださったことと思います。ありがとうございました。
この学習発表会を通して培った力を、今後の学校生活に生かしていけるよう、職員一同さらに子どもたちと共に励みたいと思います。