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10月30日(水曜日)、美川小学校は、人権参観日を行いました。児童一人一人が「だれもがみんな、生まれたときからずっともっている、大切な権利」について学ぶ機会であるとともに、保護者の方にもご参観いただくことで、家庭でも話題に出していただく機会としました。
授業参観では、主に道徳の授業を見ていただきました。どの学年においても「自分だったらどうするか」「どんな心の葛藤があるのか」など、自分のこととして考える授業でした。こどもたちは、自分の考えを書き、その考えを友だちと共有しました。すると、似ているけどちょっと違うことが分かったり、友だちの考えていることのよさに気付いたりしていました。
授業参観後は、PTA主催の人権講演会がありました。今回の講師は、岡山県臓器バンクの臓器移植コーディネーターである安田和広さんでした。いのちのリレーである臓器移植医療を通して、臓器移植に関する4つの権利「臓器を提供する」「臓器を提供しない」「移植を受ける」「移植を受けない」について学んだり、いのちの大切さについて改めて考えたりしました。5・6年生は、講演会の前半部分に参加し、遠いことのようで、いつ自分に起こるか分からない臓器移植について、自分自身の課題として受け止めるとともに、家族など他者の立場になって考えることができました。