本文
1月2日朝の放送内容
(全域放送)小田議長 新年のごあいさつ
議会改革道半ばなれど不断の努力を続ける
新年おめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
さて、昨年は元日に石川・能登半島地震が発生し、400名を超える方がお亡くなりになり、翌日には救援に向かう海上保安庁の航空機と日本航空の旅客機の衝突事故が発生するなど、1年の先行きに不安を抱かざるを得ない始まりとなりました。また8月には初めて南海トラフ地震の臨時情報が発表され、いつどこで災害が発生してもおかしくなく、災害に対する日々の備えが大事であることを痛感させられました。
昨年、早稲田大学マニフェスト研究所が主催する議会改革度ランキングで、調査に回答した全国1562議会中、27位の評価をいただきました。一 昨年の38位に引き続き高い評価をいただきましたが、情報共有と住民参画の点では評価が低く、決して満足できるものではありませんでした。議会改革は市民の皆さまのために取り組むものであり、市民の皆さまが議会に関心を持ち、見てもらうことにより生まれたさまざまな意見が合理的に市政に反映されることが、より暮らしやすいまちづくりにとても大事ですので、今後も議員全員で一致団結し、鋭意取り組む所存であります。
現在、真庭高校が岡山県教育委員会の定めたルールによって再編整備の対象になっています。久世校地との機能(学科)再編からまだ3年しか経過していないため、県教委が提唱する「高校魅力化事業」の充分な検証ができているとは言えず、次に進むべき方向性が見いだせていないことから、議会としては、現状の変更(再編整備)については断固反対してまいります。令和7年度は昨年真庭市が設置した「真庭市ゆめ学び創造基金」を活用して、全国でも例を見ない市内の3校地を対象とした海外短期留学制度の導入が検討されています。今後も市内高校の独自の魅力化の推進に、執行部と共に協議を重ねて「できることは何でもやる」という姿勢で取り組んでまいります。
結びに、市民の皆さまにとりまして、本年が実り多き年となり、明るい1年になりますよう、議員一同、衷心より祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。