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(樫邑小)学校PTA活動~樫邑だからこそ~
2月25日、学校PTA活動を実施しました。
今年度は昨年に引き続き、しじり体験、そして紙漉き体験と内容盛りだくさんでした。
樫邑ならではの内容で、とても充実した時間を過ごすことができました。
○しじり体験
子どもたちは毎年、しじり体験をしています。樫邑で育った保護者も慣れた手つきで、ミツマタの皮をどんどんむいていました。
初めての保護者や教員もいましたが、だんだんと上手になり、日頃のことを忘れて、しじりに没頭しました。
大変な作業ではありますが、きれいにしじることができたときには、とても爽快な気分で達成感を味わうことができました。
改めて手際よくしじっていく、子どもたちのすごさを実感しました。
○紙漉き体験
「見た目以上に難しい。」初めて紙漉きをされた保護者の感想です。
子どもたちよりうまく紙を漉くことができるだろうと高をくくっていたものの、見るのとするのとは大違いでした。
毎年紙すきを体験している子どもたちにはかないません。
子どもたちの優しくも、ときには厳しい指導を受けながら紙漉きを体験しました。
樫邑小を卒業した先輩が来てくれ、小川さんとともに指導してくれました。
「もう任せても大丈夫」と小川さんからも太鼓判。先輩の教え方は見事でした。
毎年樫西和紙工房の小川さんの教えが体全体にしみこんでいたのでしょう。
順番に紙すきをし、子どもたち、保護者の方、そして私たちもとても貴重な経験をすることができました。
仕上がりはやっぱり子どもたちの漉いた和紙のほうが出来が良かったです。
来年こそは、子どもたちに負けない和紙を漉きたいものです。
体験後にはおいしいうどん入りの猪汁をいただき、おなかも心も満たされました。
計画、準備、進行、片付けと樫邑地域産学共同プロジェクトきらきら計画実行委員会のみなさま、PTA、地域の皆さんありがとうございました。
樫邑地域の良さと素晴らしさを改めて感じることができた半日となりました。