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中和小 中和を照らす竹灯籠!

印刷ページ表示 大きい文字で印刷 記事番号:0066560 更新日:2022年11月29日更新

中和小 中和を照らす竹灯籠!

 2022年11月12日、「中和いきいき学習発表・交流会」の午後、「中和を照らす竹灯籠」のイベントを開催しました。企画・運営を担当したのは、中和小学校高学年が結成する「中和いきいきプロデューサー」8人です。小学校の保護者だけでなく、保育園保護者や地域住民、真庭なりわい塾の6期生らおよそ80名が、中和小学校のグラウンド(中和神社境内)に集まり、竹灯籠づくりと、ライトアップのイベントに参加しました。

竹灯籠竹灯籠

竹灯籠づくりを楽しむ!

 まずはみんなでミニ竹灯籠を作りました。中和いきいきプロデューサー達は、この日のために師匠の大岩さん、中山さん、樋田さんに弟子入りし、竹灯籠の作り方を習得しました。そして、この日の指導者は、中和いきいきプロデューサー8人です。電動ドリルの安全な使い方を指導したり、デザインのアドバイスをしたりと大活躍でした。

中和神社とみんなの心を照らすあたたかな明かり!

 辺りがだんだん薄暗くなりはじめました。ミニ竹灯籠をハート形に並べて、いよいよ点火式です。竹灯籠のあたたかな明かりが、中和神社の境内をほんのりと照らし、それを見つめる参加者の顔もほんのりと照らされます。そして、一人一人が作った竹灯籠の小さな明かりが、大きなハートを浮かび上がらせ、中和神社とほこ杉のライトアップと相まって、幻想的な景色が参加者の感動を呼びました。

竹灯籠

地域の皆さんの強力なバックアップ!

 中和神社とその御神木「ほこ杉」のライトアップをバックアップしてくださったのは地域の皆さんです。子ども達が頑張るならと機材を集め、巨大な「ほこ杉」のライトアップも実現させてくださいました。また、材料である竹の調達は「中和いきいきプロデューサー」の依頼を受け、薪生産組合の皆さんが快く手伝ってくださいました。
 このように本校では「中和いきいき学習」という子ども達の学習活動が、学校と地域の連携・協働の架け橋になっています。

これまでの汗と涙の軌跡…

 さて、このプロジェクトは全校PTA活動ですが、企画から運営まですべてを高学年「中和いきいきプロデューサー」が担当しました。
 ことの発端は「竹やぶが茂って困っている」という地域住民の声を聞いたPTA会長さんが「中和いきいきプロデューサー」に相談したことです。早速「中和いきいきプロデューサー」は現地の様子を調査し、自分たちのミッションである「ありがとうのつながりのプロデュース」に「竹」を生かすことを考え始めました。
 たくさんアイディアが出た中で、最初に子ども達が目をつけたのは「竹でご飯を炊いてみんなで食べる」というプロジェクト。そのために、大岩さんらに弟子入りし、竹を使ったご飯の炊き方を習得しました。また、近くの竹やぶに行き、竹の切り方も教えてもらい、それを使って竹のお箸や器も準備したのです。
 しかし…、勢いを増したコロナ感染のためやむなく断念。しかし、しかし、粘り強い彼らは決して諦めませんでした。そして、第2弾として考えたのが、この「竹灯籠プロジェクト」というわけです。

竹灯籠竹灯籠

子ども達が学んだこと

 中和いきいきプロデューサー8人は、コロナ禍という困難を乗り越えて、このビッグプロジェクトを実現させました。この活動を通して、子ども達はどんなことを学んだのでしょう。最後に子ども達のふりかえりを紹介します。
「けが人が出なくて良かった! 安全に協力できていた証拠だと思います。」
「変更にも対応しながら、みんなで助け合って進行できて良かった!」
「なりわい塾の方に作り方やコツを教えることができました。点火式の際は風が強くてビシッと決まらなかったですが、だんだんと風もおさまり、とてもきれいに光ったと思います。」
「ふりかえりで、楽しかった、綺麗にできた、安全にできたとなどの声が聞けたのが嬉しかったです。1学期からみんなで計画していたイベントだったので、成功してよかったです。」

竹灯籠


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