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12月2日(月曜日)、北房小学校は人権参観日を行いました。12月4日~10日の人権週間に合わせ親子で人権について考える機会としました。
参観授業では、人権に関する授業を行いました。
友だちを思いやること、自分と異なる意見を尊重すること、互いに助け合うことの大切さ、親切にすることなどなど内容は様々でしたが、児童は今の自分に照らし合わせながら一生懸命に考えていました。
また、授業後には、人権教育講演会を実施しました。演題「私の歩んだ道 ~見えないから見えたもの~」で、講師 竹内 昌彦 先生をお招きして行いました。PTA会員の保護者、5年と6年の児童、教職員が参加しました。
竹内先生からは、自分が視力を失った経緯、そのことで壮絶ないじめを受けたこと、そして、そのいじめに負けずに立ち向かったこと、自分を支えてくれた両親への感謝の思い、障害に負けず精一杯できることを努力したこと、国内に限らず国外の視覚に障害のある子どもたちの支援に取り組んでいることなど、とてもたくさんのお話を聞かせていただきました。前のめりになりながら真剣に話に聞き入る児童の姿が印象的でした。短時間でしたが、自身の生き方、人との関わり方について、改めて考え、学ぶことの多い講演会でした。
最後は、学年懇談を行いました。貴重なご意見をいただきありがとうございます。学校改善に向け、教職員一丸となって努力して参りたいと思います。