本文
3月3日(金曜日)の3時間目、北房小学校の5年生が企画した「6年生を送る会」をしました。これまで北房小学校のリーダーとしてみんなをひっぱてくれた頼れる6年生へ、在校生から感謝の気持ちを伝えました。
最初は、各学年の出し物をしました。歌や呼びかけなどで、6年生がしてくれたこと・かっこよさ・すごさなどを発表しました。また、6年生がいなくなるさみしさや6年生へのエールなど、自分たちの思いを表現していました。
6年生は、出し物が歌の時には手拍子したり、〇×クイズの時は友だちと話したりしながら楽しんでいました。
そして、6年生からはステキな音楽の演奏がありました。曲は「ジュピター」でした。その迫力にみんな圧倒され、思わず「すげー!」と言ってました。
また、6年生が作成した手作りのカレンダーを各教室へプレゼントしてもらいました。
最後に、勉強をがんばってきた6年生へ地域から「菊池賞」が贈られました。
北房・旧呰部尋常高等小学校では、地元ゆかりの教育者・菊池大麓からの寄附をもとに、「菊池賞」として地元の優秀な児童を表彰していました。これにちなみ、ホタルや古墳など北房の豊かな自然や歴史を学んできた北房小学校6年生の卒業の門出を祝うとともに、郷土の偉人を知り、郷土の誇りとしてもらうため、令和2年度に地元有志などにより復活させた「菊池賞」を、6年生全員に授与するというものです。在校生のみんなから大きな拍手が送られました。
初めて学校を動かす5年生は、ちょっと緊張気味でしたが、それでも張り切って司会や準備などを行っていました。送る会が始まるずっと前から、企画を練り練習してきました。当日もリハーサルして動きを確かめ、体育館いっぱいに飾り付けて、お祝いの雰囲気を作りました。6年生の姿をそばでずっと見てきた5年生ですが、今度はみんなが北房小学校をリードする番です。今の6年生を追いかけ、がんばってほしいです。企画から運営まで、本当にありがとうございました。