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5月26日(木曜日)と27日(金曜日)の1泊2日で、北房小学校6年生が修学旅行へ行ってきました。昨年度に続き今年度も山陰方面(鳥取県西部~島根県東部)へ行きました。この修学旅行では、「鳥取県や島根県の歴史や文化、町の様子などを直接見たり体験したりすることを通して、今後の学習へ生かすこと」「お互いを思い合った行動をし、小学校生活のよい思い出をつくること」「社会のルールを守り、公衆道徳を身につけ、規律ある集団行動ができること」をめあてにして出かけました。
朝、北房振興局で、お世話になる方々へのあいさつや送り出してくれている家族に感謝しながら出発式をしました。ルールとマナーを携えながら、山陰の素敵な思い出を持って帰ろうと担任の先生と確認して、バスに乗車しました。途中の宍道湖サービスエリアで、早速友だちと思いでづくりを楽しんでいました。
まず最初の見学場所は、出雲大社でした。初めて参拝する児童もいて、その厳粛さや迫力に驚いていました。参拝の仕方や神楽殿の大しめ縄について事前に調べていたため、実際に見て「すげ~」と感動していました。
次は、古代出雲歴史博物館に行きました。先ほど実際にみた出雲大社について詳しく学んだり、その当時の道具や人々の生活などについて知りました。
一日目の最後は、松江城の堀川巡りでした。班ごとに分かれ靴を脱いで乗船しました。周囲の景色をゆっくり眺めながら優雅なひとときを過ごしました。最後は、お世話になった方へのあいさつも気持ちよくできて、さすがだなあと思いました。
いよいよ宿へ到着しました。豪華な夕食、友だちとの自由時間、お風呂や一緒に寝ることなど、修学旅行だからこそ味わえる貴重な時間だったようです。ここでも、公共施設でのマナーを守って、お互いが気持ちよく過ごせました。
二日目の最初は、松江城でした。天守閣にのぼり松江の町並みをみて「うわ~!」と感嘆の声が上がりました。築城から400年経っている国宝の城に、その歴史を感じたことと思います。その後、松江歴史博物館も見学しました。松江城と城下町のことを映像や模型などで学びました。
次は、水木しげるロードに行きました。自由行動グループに分かれて行動しました。児童はみんな、財布の残金を確かめながら計画的に買い物をしていました。
旅行の最後は、妻木晩田遺跡の見学でした。ここでは、勾玉づくりを体験しました。みんな一生懸命磨き上げ、思い思いの勾玉を作ることができました。本当に一生懸命作っていたため、指導してくださった方も「すばらしい」と感心してくださいました。
学校へ到着してバスから降りるとき、「あ~。帰ってきてしもうた~」「もう一日居たかった」など聞かれ、修学旅行がいかに楽しく充実していたのかが伝わってきました。
最後に児童あいさつで「これからの学校生活に生かしていきたいです」と語ってくれました。学んだことをもとに、今後、北房小学校をさらによりよい学校にしてくださいね。6年生、期待しています!