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北房小学校4年生は、総合的な学習の時間で、北房地域の伝統や文化とそれに力を注ぐ人々について学んでいます。その中で北房の特色である「ホタル」について考えることを通して、環境学習にも取り組んでいます。
5月10日(火曜日)はその初回で、北房ホタル文化推進継承の会の方、真庭市環境課の方などにお越しいただき「なぜホタルは北房地域に多くいるのか」について学びました。
ホタル文化推進継承の会の坂本さんのお話では、「北房でホタルを守ろうと努力したり頑張ったりしている人々がいる」ことを聞きました。その人々の中に、これまでの北房小学校の4年生が入っていることを知ると、「おお!」と驚いたり「お兄ちゃんもやっとった」と言ったりしていました。また、地域の大人がホタルについて学んでいることやホタルの時期に川や付近の環境を整備していることなども知りました。
4年生は、真剣に聞きながら、北房のホタルが地域の力によって守られていることに気づいたようでした。
さらに、ホタルの幼虫を育てることや、幼虫が食べるカワニナをとって川に入れることが、ホタルを守ることにつながっていることも知りました。
4年生は「ホタルを守るために、自分もゴミ拾いを頑張りたい」「備中川がとてもきれいな川だということがわかった」「北房のホタルの種類とか光り方などをもっと知りたい」「今日学習したことを家族にも伝えたい」など自分の課題を見つけ、次への活動に意欲を持っていました。