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10月20日、笠岡市在住の狂言師 田賀屋 夙生さんをお招きし、本校体育館で6年生の児童が狂言について学習しました。
(写真は、狂言について説明する田賀屋 夙生さん。)
狂言は、室町時代におこり600年~650年の歴史があること、豊臣秀吉や徳川家康などの戦国武将や江戸時代の将軍や大名たちも好んで狂言をおこなっていたということ、表現の仕方が簡潔で大道具を使わず、わずかな小道具だけで表現すること、場面の展開が簡単にできることなど、狂言の歴史や特徴について教えていただいたあと、「柿山伏」の演目で、声の出し方や動作など表現の仕方を具体的に学んでいきました。
狂言では、ノコギリや布、箸などの小道具は使わず、すべて扇を使って表現することや、マイクは使わず大きな声を出すことなどを実演してもらったあと、6年生の児童もその様子をまねて狂言を体感することができました。(写真は、田賀屋さんから指導を受け、狂言の動作や声の出し方などを学ぶ児童。)