○真庭市高仙の里よの条例

平成18年6月30日

条例第50号

真庭市高仙の里よの条例(平成17年真庭市条例第221号)の全部を改正する。

(設置)

第1条 都市住民との交流促進による地域社会の文化の向上及び市民の福祉の増進を図るため、余野農村型リゾート施設「高仙の里よの」(以下「施設」という。)を設置する。

(名称及び位置)

第2条 施設の名称及び位置は、次のとおりとする。

名称

位置

余野農村型リゾート施設

「高仙の里よの」

真庭市余野下465番地

余野農村型リゾート施設

「高仙の里よの 青木本家」

真庭市余野下388番地

(事業)

第3条 施設は、第1条に規定する設置の目的を達成のため、次に掲げる事業を行う。

(1) 都市住民と地域住民の交流活動に関すること。

(2) 地域活動及び福祉の向上に関すること。

(3) 農村型の宿泊に関すること。

(4) 前3号に掲げるもののほか、施設の設置の目的を達成するために必要な事業

(指定管理者による管理)

第4条 施設の管理は、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第244条の2第3項の規定により、市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせるものとする。

(指定管理者が行う業務)

第5条 指定管理者は、次に掲げる業務を行うものとする。

(1) 施設の利用の許可に関する業務

(2) 施設及び設備の維持管理に関する業務

(3) 前2号に掲げるもののほか、施設の運営に関する事務のうち、市長のみの権限に属する事務を除く業務

(指定管理者の指定の手続等)

第6条 施設の指定管理者の指定の手続等については、真庭市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例(平成17年真庭市条例第83号)の定めるところによる。

(利用時間)

第7条 施設の利用時間は、次のとおりとする。ただし、指定管理者は、必要があると認めるときは、あらかじめ市長の承認を得てこれを変更することができる。

(1) 午前7時から午後11時まで

(2) 宿泊の場合は、午後3時から翌日の午前10時まで

(休館日)

第8条 施設は、無休とする。ただし、指定管理者は、必要があると認めるときは、あらかじめ市長の承認を得て、臨時に休館することができる。

(利用の許可)

第9条 施設を利用しようとする者は、あらかじめ指定管理者の許可を受けなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときも、同様とする。

2 指定管理者は、前項の許可をする場合において、管理上必要があると認めるときは、条件を付することができる。

3 指定管理者は、その利用が次の各号のいずれかに該当するときは、第1項の許可を与えないことができる。

(1) 公の秩序を乱し、又は善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき。

(2) 施設、設備等を損傷するおそれがあると認められるとき。

(3) 集団的又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になると認められるとき。

(4) 前3号に掲げる場合のほか、施設の管理上支障があると認められるとき。

(利用の制限)

第10条 指定管理者は、次の各号のいずれかに該当するときは、許可した事項を変更し、若しくは許可を取り消し、又は利用の中止を命ずることができる。

(1) 施設を利用する者(以下「利用者」という。)が許可を受けた利用の目的に違反したとき。

(2) 利用者がこの条例若しくはこの条例に基づく規則又は指定管理者の指示した事項に違反したとき。

(3) 利用者が偽りの内容により申請を行う等の不正手段によって許可を受けたとき。

(4) 天災地変その他の避けることができない理由により必要があると認められるとき。

(5) 公益上必要があると認められるとき。

(6) 前各号に掲げる場合のほか、施設の管理上特に必要と認められるとき。

2 前項の規定により許可した事項を変更し、若しくは許可を取り消し、又は利用の中止を命じた場合において利用者に損害が生じても、指定管理者はその賠償の責めを負わないものとする。ただし、同項第5号及び第6号に該当する場合は、この限りでない。

(利用料金の納入)

第11条 利用者は、指定管理者に施設の利用に係る料金(以下「利用料金」という。)を前納しなければならない。ただし、指定管理者が後納を認める場合には、この限りでない。

2 利用料金は、別表に定める額を上限として、指定管理者が法第244条の2第9項の承認を受けて定める額とする。

(利用料金の収入)

第12条 利用料金は、指定管理者の収入として収受させるものとする。

(利用料金の減免)

第13条 指定管理者は、特に必要があると認めるときは、市長の承認を得て利用料金を減額し、又は免除することができる。

(利用料金の還付)

第14条 既に納入された利用料金は、還付しない。ただし、利用者の責めに帰さない理由により施設を利用できなくなったときはこの限りでない。

(利用者の損害賠償義務)

第15条 利用者は、故意又は過失により利用していた当該施設又は設備を損壊し、又は滅失したときは、それによって生じた損害を賠償しなければならない。ただし、市長が特別の事情があると認めるときは、この限りでない。

(市長による管理)

第16条 法第244条の2第11項の規定により指定管理者の指定を取り消したとき若しくは管理の業務の全部若しくは一部の停止を命じたとき又は第4条の規定により指定管理者を指定するに当たりその候補者が存在しないときは、同条の規定にかかわらず、市長が管理を行うものとする。この場合において、市長は、別表に定める利用料金の額を使用料として徴収することができる。

2 前項の規定により市長が管理を行う場合においては、第7条から第11条第1項まで、第13条及び第14条の規定を準用する。この場合において、第7条及び第8条中「指定管理者」とあるのは「市長」と、「ときは、あらかじめ市長の承認を得て」とあるのは「ときは」と、第9条及び第10条中「指定管理者」とあるのは「市長」と、第11条第1項中「指定管理者」とあるのは「市長」と、「利用料金」とあるのは「使用料」と、第13条中「指定管理者」とあるのは「市長」と、「ときは、市長の承認を得て」とあるのは「ときは」と、「利用料金」とあるのは「使用料」と、第14条中「利用料金」とあるのは「使用料」と読み替えるものとする。

(委任)

第17条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

(施行期日)

1 この条例は、平成18年9月1日から施行する。

(準備行為)

2 第5条の規定による指定管理者の指定に関し必要な行為は、この条例の施行前においても行うことができる。

(平成26年12月24日条例第49号)

(施行期日)

1 この条例は、平成27年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例による改正後の真庭市高仙の里よの条例別表の規定は、この条例の施行の日以後の利用に係る利用料金について適用し、同日前の利用に係る利用料金については、なお従前の例による。

別表(第11条、第16条関係)

区分

単位

利用料金

高仙の里よの

キャンプ場

テントサイト

1基

1泊につき

1,300円

テント

1張

1泊につき

1,300円

毛布

1枚

1泊につき

390円

シャワー

1人当たり

1回につき

130円

炊事用品

1品(飯ごう・鍋・やかん・懐中電灯)

1泊につき

130円

1品(皿・椀・湯呑・フォーク・スプーン・トレー・包丁・まな板・しゃくし・ザル)

1泊につき

25円

なつつばき

宿泊(食事なし)

全館貸切り(和室)

20名以上30名未満

1泊につき

65,000円

1室貸切り

5名以上10名未満

1泊につき

22,100円

1室

1人当たり(高校生以上)

1泊につき

3,900円

1室

1人当たり(小学生以上)

1泊につき

2,600円

1室

1人当たり(幼児以下)

1泊につき

無料

施設利用

1室貸切り(和室)

10名未満

1時間につき

1,300円

1室貸切り(工作室)

20名未満

1時間につき

1,300円

1室貸切り(いろりの間)

10名未満

1時間につき

1,300円

1室

1人当たり(高校生以上)

1時間につき

130円

1室

1人当たり(小学生以上)

1時間につき

65円

1室

1人当たり(幼児以下)

1時間につき

無料

シャワー

1人当たり(宿泊者)

1回につき

無料

1人当たり(休憩者・キャンプ者)

1回につき

130円

テラス(食事のみ・ガス代込み)

宿泊者

1テーブル

無料

休憩者・キャンプ者

1テーブル

650円

バーベキューセット

1台

1回につき

650円

青木本家

宿泊(自炊・定員10名)

全館貸切り

5名まで

1泊につき

13,000円

5名を超える場合

1人当たり(高校生以上)

3,600円

1人当たり(小学生以上)

2,600円

1人当たり(幼児以下)

無料

施設利用

全館貸切り

1時間につき

2,000円

シャワー・入浴

1人当たり(宿泊者)

1回につき

無料

1人当たり(休憩者)

1回につき

260円

真庭市高仙の里よの条例

平成18年6月30日 条例第50号

(平成27年4月1日施行)