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体験活動とタウンミーティング 第3回 久世樫邑地区
実施内容
地区概要
樫邑地区は、コミュニティ推進協議会や育成会の活動が活発であり、かねてより地域ぐるみの教育に取り組んできた経緯がある。その具体例として炭焼き体験による環境教育や古代米の栽培が上げられる。よって当地区では炭焼き窯周辺をフィールドとした体験活動とした。
プログラムと概要
9:30
受付 グループ分け(2グループ)
10:00
開会 開会のあいさつ/全体日程の説明、講師紹介
10:10
炭焼き窯作業体験-1 
炭の取り出しの体験(出された炭を道具を用いて運搬する)
釜の中の探検(数人ずつ中に入って広さを確認)
炭窯の中はどうなっているの? 取り出された炭を運ぶ
10:50
シイタケの菌打ち体験(炭焼き窯作業体験と同時進行)
11:30 炭焼き窯作業体験-2
薪割りの見学(達人芸の鑑賞)/釜への薪運び/釜の封印の見学
シイタケの菌打ち 名人芸を見る
12:00 昼食(豚汁と事前に用意した古代米おにぎり)
13:00 地元講師による昔〜現代にかけての話
講師:山崎茂氏(旭川流域ネットワーク、農業)
進行:吉野奈保子氏((特)樹木・環境ネットワーク)
13:20 地域外講師による「バイオマスとは何か」に関する話
講師:渋澤寿一氏((特)樹木・環境ネットワーク)
13:40 グループ討議およびまとめ
(大人は、地域外講師が聞き手となっての座談会。
同時にファシリテーショングラフィックスによるまとめ)
地元のおじさんの話 グループ討議の結果の発表
15:30 終了 参加証の贈呈(moco、ヒノキ製のカップ)
※午前中に「丸太切り競争」を予定していたが、雨天のために中止した。
 
実施結果
各地区の参加者数、写真、グループ討議の結果。子供たちによるグループ討議の結果は子供たちによるまとめを尊重し、意味が通らないところを除き、タイトルや小見出し、カードに書かれた内容は、そのままの状態である。大人による議論の結果は、ファシリテーショングラフィックスによってまとめられた内容を文章化しながら再編して掲載。
(1) 子ども(樫邑小学校):12名/大人:14名
(2) グループ討議のまとめ
 
一班
二班
テーマ1 樫邑の良いところ 樫邑の良いところ


○自然、川、山
緑がいっぱい。自然がたくさんある。空気がとてもきれい。他/川が身近にある。川がきれい。水がきれい。川がたくさんある。川にたくさん魚がいる。他
/山が多い。木で遊べる。色々な花や実がたくさんある。山の動物がいること。他
○遊ぶところが多い
遊ぶところがいっぱいある。おもちゃが身近に作れる。いろんなものがある。他

○自然、動物
山がいっぱいある。山で探検ができる。山で遊べる。他/自然がいっぱいある。他/川がきれいなこと。川が身近にある。他/動物がいる。魚がいっぱいいる。他
○その他
いろいろな行事がある。他/木でおもちゃ。他/静かで工場がないよね。静かなところ。他

テーマ2 木の魅力 木の魅力
  ○バイオマス、再生
バイオマスにして使用できる。全部が使用できる。他/再生能力があること。他
○木の実、紅葉、におい
木の実が好き。栗の木。他/手触りが良いこと。暖かいこと。他/紅葉がきれい。他/においが良い/木の実が好き。栗の木。他
○再生
何年もかけて大きくなること。切っても生える。再生できる。他/拭けばきれいになる。何回でも使えること。他
○環境保全
CO2が増えない。温暖化を防いでくれること。二酸化炭素を吸い取ってくれる。他
○その他
季節によって葉の色が変わる。暖かいこと。他/生活に必要な紙になること。生活に役立つ。他
テーマ3 樫邑に残って欲しいもの バイオマスについて
  ○自然、川、山
山の木。山。山の植物。森。他/山の狸。トンビ。山にいる猪。鹿。動物。他/川。遊べるところ。他/自慢できる自然。他
○地球環境
地球にやさしい環境作りのために。環境にやさしい。地球のためになる。他/地球温暖化防止!! 他
○石油
石油を使わないこと。石油を使わず木を使う。他
○その他
いろんなもののエネルギーになる。/木を燃やしてもCO2は出るけど、木のCO2だと、木が吸い取る。/いろんな事ができるなーと思った。他
テーマ4 バイオマスについて 樫邑の未来
  ○環境
環境に良い。環境にやさしい。温暖化を進めない。CO2が出ない。他/石油を使わなくても良い。他
○エネルギー、マテリアル
燃料になる。エネルギーになる。他/色々なことに使用できる。色々な形になる。他
川のきれいさ/豊かな自然/山/手づくり和紙/植林した木/山の動物。たくさんの動物

 
大人グループ
テーマ1 樫邑地域の良いところ


○木質資源が多い
○水がきれい
川の水が天然クーラーの役割を果たし、夏はクーラーが要らない(若い人には不充分のようだ)/昔よりは汚くなった。魚が減った。→簡易水道が必要であろう/下水道がまだ整備されていない。徐々に合併浄化槽に移行しつつある/塩分濃度がやや高い/ヨシは水の浄化に役立つかもしれないが、どうだろう?
○地区住民のまとまりがよい
約120戸。三世代家族が多い。→人手があるというメリット/地域内合意も、比較的、取りやすいところ
テーマ2 樫邑地域の悪いところ
  ○急傾斜地が多いこと
道を付けにくい/日照不足/平野が少ない。→畑作には不利。水田も少ない。田畑が飛び地になりやすい
○高齢者世帯が多い
○若い人が少ない
大阪方面に出ている/若い人は山の境が分からない。→今は正月に戻ってくるが、親が亡くなると、もう帰ってこないだろう。今後、空き屋が増加していくことになるだろう(盆正月は帰らなくても、「祭りは別!」という集落もある)
テーマ3 どうすれば人が増えるだろうか?
  ○職があれば?!
派遣でも仕事があれば/昔は炭づくりが良い仕事だった。(作れば、いくらでも買ってもらえた。回収業者もいた)/昔は蚕を飼っていた。→ヒノキを植林したのは終戦後。/ミツマタの産地でもあった(30年以上前は全国の2割のシェアで、生産量日本一だった)/何か新しい産物はないだろうか?(こんにゃくもいまいち、蚕は廃れた。何か単価の良いものを!)(自給自足であっても現金収入は必要。これをクリアしなくては生活できない)
○家を提供できると良いが・・
農家でない場合、農振に引っかかる問題が。/Iターンや新規就農者には、この地で充分な収益を上げることも難しい
○山で見つけることはできないのか?
山にはたくさんの資源がある。でも単価が低い。単価を上げる方法は?/架線や林道を整備することが手っ取り早いが誰がコストを負担するのか(将来の子どもたちに借金を残すのか?)
テーマ4 樫邑の子どもについて
  樫邑の子どもたちは、最長で6kmを通学している。→足腰は強い!/子ども川で遊ばなくなった。護岸工事をやって以来、川と言うより「水路(みずみち)」。遊び場ではない/火・刃物・木や植物を使った工作・たこ揚げ・・皆、やらなくなった。刃物の使い方が全く分かっていない/親が子どもに「遊び」を教えない。親が遊ばないから子どもも遊ばない。
テーマ5 水・山・森の価値をどう見るか
  木の燃料としての価値や、水の飲料としての価値は、誰にとっても価値がある。広い範囲の人々で価値を分かち合える/しかし産業林としての価値は、それを生業としている人に集中する。確かに木材としての価値はそうではあるが、「きれいな水は健康な山に宿る」のであり、健康な山を支えているのは産業林に携わる人々だ/水・山・森の価値を守る負担のかかり方がアンバランスなのが現状だ。
テーマ6 バイオマスエネルギーについて
  ○燃料が近頃高くなってきたことを感じる
○薪ストーブが良いらしいと聞く
供給システムが、まだ弱い。森林の近場に住むほど有利なはず(真庭市は有利なはずなのだが。)
○ペレットストーブも良いらしいが、扱いがもっと楽になれば・・・。
四六時中使えるものより、付ける・消すが楽なストーブの開発を望む/竹をペレットにできれば嬉しい/薪にしろペレットにしろ、ストーブそのものが高額すぎて、なかなか手が出ない(早く安くなることを待ち望む)
○太陽光発電も興味がある
高気密高断熱も良いとは聞くが、息が詰まるし不健康なイメージだ。

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